システム開発に使える補助金は何?補助金のプロが解説

システム開発に使える補助金アイキャッチ

システム開発に補助金を活用したいが、どの補助金に申し込めばいいかわからない

システム開発には多額の費用がかかるので、補助金を活用したいという方も多いのではないでしょうか。しかしシステム開発に使える補助金は種類が多く、どれを使えばいいかわからないという声もあります。

本記事では、システム開発の補助金について、補助金支援会社FDWORK代表山本が解説します。FDWORKはこれまで補助金の審査通過率100%を誇っています。補助金についてどこよりも詳しく把握していますので、ぜひ参考にしてください。

なお本記事は、中小企業庁の事業再構築補助金公募要領(第11回)ものづくり補助金公募要領(第16回)をもとに執筆しています。より詳しい内容を知りたい方は、公募要領をご確認ください。

▼この記事を読んでわかること

◎システム開発に使える補助金

◎システム開発で補助金を申請する手順

◎補助金に申請するときの注意点

目次

システム開発に使える補助金

システム開発に使える補助金には、以下のようなものがあります。

  • 事業再構築補助金
  • ものづくり補助金
  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金

しかしIT導入補助金は対象となるソフトウェアが決まっている、小規模事業者持続化補助金は金額が最大200万円と低いというデメリットがあります。

一方事業再構築補助金・ものづくり補助金は補助金が1,000万円以上になることもあります。また事業再構築補助金は条件次第で事前着手ができるので、システム開発がしやすいというメリットもあります。

そのためシステム開発で補助金を使いたいのであれば、事業再構築補助金もしくはものづくり補助金がおすすめです。どちらに申請するかは、申請内容や時期によって異なります。申請先に悩む方は、FDWORKに一度ご相談ください。

システム開発で補助金を受け取る手順

システム開発で補助金を申請する場合、以下のような手順が必要です。

  1. システムの機能、予算を決定
  2. 見積を取得し費用を暫定で確定
  3. 補助金申請
  4. 採択
  5. 交付決定
  6. 発注、システム開発開始(事業再構築では条件次第で事前着手可能)
  7. 納品、検収、支払い
  8. 実績報告
  9. 補助金入金

システムの機能、予算決定から、実際に補助金が入金されるまでは、通常1年ほどの期間がかかります。補助金は事前にシステムを完成させて支払いをした後、実績報告をしてから入金されます。このスケジュールも事前に考慮しておきましょう。

システム開発で補助金を利用するときの注意点

システム開発で補助金を利用するとき、以下のような点に注意が必要です。

  • 審査項目・加点項目を理解して事業計画書に反映させる
  • システム開発のスケジュールに気をつける
  • システム開発の発注先はあらかじめ決めておく
  • ホームページ・アプリ単独では審査通過しにくい

審査項目・加点項目を理解して事業計画書に反映させる

補助金申請時には、事業計画書の作成が必要です。そして事業計画書には、補助金の審査項目・加点項目を反映させる必要があります。そのためには審査項目・加点項目を理解して、それを事業計画書に盛り込まなければなりません。

そして実際やってみるとわかるのですが、自社だけで全ての審査項目・加点項目を理解する難易度は高いです。しかし「自社では審査項目・加点項目をクリアできないと思っていたが、プロから見るとクリアできる」そんな状況も多々見受けられます。審査項目・加点項目の理解が難しければ、一度FDWORKにご相談ください。プロのサポートがあれば、審査に通ることも多々ありますよ。

システム開発のスケジュールに気をつける

出典:ものづくり補助金総合サイト

ものづくり補助金の場合、上記のようなスケジュールで補助金のスケジュールが進みます。第16次の例を見てみると、採択発表が1月中旬で、交付申請が完了するのが3月頃です。そして補助事業完了期限は12月10日と発表されています。そして12月10日までに完了させるためには、11月中にシステムを完成、入金、実績報告まで済ませなければなりません。

つまり3月~11月の約9カ月の期間でシステム開発を完了させる必要があります。期間内にシステムが完成しなければ、補助金を受け取ることはできません。

システム開発はスケジュールが後ろ倒しになることが多いですが、補助金を使う場合それは許されません。スケジュールはあらかじめ余裕を持って設定して、確実に補助金を受け取れるようにしましょう。

システム開発の発注先はあらかじめ決めておく

上記スケジュールにも関係して、システム開発の発注先はあらかじめ決めておくことをおすすめします。発注先が決まっていない状態でも、審査に通ることは可能です。しかし事前に決めておくことで、以下のようなメリットがあります。

  • 「〇〇開発会社は同様のシステムの開発経験が豊富」のようなアピールがしやすい
  • スケジュール期日までに開発が完了しやすい

スケジュールでも説明しましたが、システム開発で補助金を使う場合期日までにシステムを完成させる必要があります。補助金が採択されてから発注先を探していては、時間的に間に合わない可能性があります。こうした点も踏まえて、システム開発はあらかじめ決めておくことをおすすめします。

ホームページ・アプリ単独では審査通過しにくい

ホームページやアプリの作成も、システム開発の対象範囲ないです。しかしホームページやアプリだけでは、魅力的な事業内容になりづらく、採択が難しい場合が多いです。

例えば、オンラインスクール事業を始めるためにシステムを構築し、スマホでも受講できるようにアプリも開発する。このような申請内容であれば、アプリ開発が入っていても審査には通過しやすいです。

システム開発の補助金申請はFDWORK

システム開発に使える補助金を理解しても、審査にクリアしなければ絵に描いた餅です。補助金の審査項目・加点項目は多数あり、それら全てを事業計画書に盛り込む必要があります。実際やってみるとわかりますが、審査項目・加点項目を盛り込んだ事業計画書作りは難易度が高いです。

そのため補助金申請時にはFDWORKのような支援会社に、事業計画書作りを依頼することをおすすめします。FDWORKではヒアリングをもとに事業計画書を作るので、御社がかかる時間は10時間程度です。事業計画書作りはプロに任せて、新規事業に集中しましょう。

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この記事を書いた人

事業再構築補助金とものづくり補助金の申請サポートのプロフェッショナル。4年間で250件以上の申請サポートを実施し、採択率100%を誇ります。中小企業診断士の資格保有。事業再構築補助金の認定経営革新等支援機関です。

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